風俗嬢の私が転職を決めた日

風俗史上最悪な客との遭遇

私が20代後半のころヘルスで働いていた時の話です。
私が一番嫌だったプレイが「アナル舐め」です。
しかしながら基本プレイの中に入っているので断る事も出来ません。
初対面の人のケツを舐めるなんて…(涙)
それも仕事なので、息をせず舌をなるべく出さないようにして必死に時間の過ぎるのを待ちます。
でも嫌なものは嫌なんです!
そんな私のテクニックがお客さんを四つん這いにさせて、
客:「あっ!感じる。はぁ、はぁ…」
と喘いでいる間に、自分の指にローションをたっぷり塗り、舌の代わりにケツを優しくなでる。
これが結構と言うか、意外にばれなくて、
客:「〇〇〇ちゃん(私)の舌テクは最高だね!」
と言われ、
客:「乳首舐めとアナル舐めのテクニックは自慢していいよ~!」
と、M男君たちに言われ、
私:「本当に?ウフフ」
とニヤニヤするふりをしてました。

もも

そんなアナル舐め天下一の私に、アナル舐め史上、イヤ、風俗の歴史上、イヤ、今までの人生上最悪のお客がやって来た。
そのお客は超が付くほどの常連客で、その客の要求するプレイが

「アナル舐めだけをフルの90分の客」

として恐れられいました。
しかも射精に至らないために、フルタイムでアナル舐めを要求し続ける。
そしてこの噂の常連客に私が付く事となった。
見た目は優しそうでちょいデブな普通のオッサン。
私:「初めまして〇〇〇で~す!」
客:「はじめまして、はい服」
挨拶しながらそそくさと服を脱ぎ私に渡し、それを畳んでいる間に全裸になって、シャワー室に一人で入っていく。
私も急いで服を脱ぎ追いかけるようにシャワー室に入ると泡だらけで歯を磨いている。
私:「石鹸つけてくれたんですね」
愛想笑いで話しかける。
客:「……うん」
無愛想な返事。
客:「もう洗った?洗い終わったら出るけど?」
私:「もう少しだけ洗ってもよろしいですか?」
客:「……」
会話するき全くなし。
トーク作戦失敗。
シャー室を出ると体をふきながらベットイン(時間短縮か~!!)
私:「飲み物でもいかがですか?」
客:「いらない」
ドリンク作戦失敗。
客:「舐めて」
そういいながら仰向けになる客。
私がキスをしようとすると、
客:「アナル舐めだけでいいから、ラスト10前までやって」
さらっと私に死の宣告をし、自ら両脚を持ち上げ私にケツの穴を見せつける。
私:「…は…はい……」
時間稼ぎの作戦はことごとく失敗し地獄のアナル舐めが始まる。
徐々に鼻息が荒くなる客。
あくまでも周りを舐める私。
息づかいが荒くなり、しばしば足をピクピクさせる客。
客:「うぅ、う……」
本格的に喘ぎ出す客。
疲労困憊になる私。
私:「四つん這いになって下さい」
無言で従う客。
舌で周りを舐めながら、指にローションをたっぷりつける私。
客:「あ、あっ、あ~ん」
ガチで喘ぐ客。
指から代打の人差し指にバトンタッチ。
客:「はぁ、はぁ、あ~」
人差し指でアナルをワサワサしながら仕事終わりに何を食べようか考える私。
客:「あっ、気持ち良すぎ!ダメダメダメ!」
喘ぎまくる客。
あとどれくらいかと時計を見た瞬間。

「バフッ!!!」

と凄い音がした。

え?

なに?

「私の人差し指に付着している茶色い物体。」


ん?
赤面している客。
え?
ちょっと
ちょっと?
私:「……なにこれ!?」
客:「え?ちょっと力んじゃった!」
私:「ちょっと!私の指にウンコ付いてる!信じられないんだけど!!」
客:「気持ち良くなるとたまに出ちゃうんだよねアハハッ♪」
彼の今日一番の笑顔でした。

決意

私はその瞬間に転職を決めました。
そして次の日の朝一番からハローワークに行きました。

転職を決意

人生って自分の思い描いているようにはいかないものですね。
そして現在の仕事をようやく見つけ奮闘中です。
たまにあのオッサンの事を思い出します。

2016年10月6日